クラウドストレージに押されがちですが、自身のPCがインターネット環境にない場合、非常に有用なフラッシュメモリ。使い方を一緒に勉強していきましょう。
【解説】フラッシュメモリについて
持ち運びが非常に楽で、安価なフラッシュメモリ。まだ現役で使われている方は多いと思います。
使い方によってはPCごとにファイルの表示形式が違うなど戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。
一緒にフラッシュメモリの基本から勉強していきましょう。
環境のご説明
今回説明する環境ですが下記の通りとなります。
項目 | OS | Microsoft Office | メモリ | Bit数 | ネットワーク |
---|---|---|---|---|---|
内容 | Windows10 Enterprise | Office2016Professional | 8GB | 64bit | 無線LAN |
フラッシュメモリとは
フラッシュメモリとは色々なファイルやデータを記録する事が可能な記憶装置の一種です。
特徴としては電源が無くてもデータを保持できるという点です。
あとは超小型なためみなさんのスマホ等にも使用されています。
フラッシュメモリの種類
USBフラッシュメモリ
USBの特徴としては「小型」で「安価」で一般的に広く使われています。
また容量も大きいものでは1TBのものもあり、
様々な場面で使用する事が可能です。
一方でUSBは落としてしまったり簡単に持ち運べるが故に
不用意に置いていると盗難に合う可能性もあります。
SDメモリカード
SDメモリカードとは超小型のカード型のフラッシュメモリです。
こちらの特徴としましては「超小型」「安価」で
何かの端末に常時取り付けてデータを保存する場面が多いものとなります。
例としてはデジタルカメラやAndroid搭載のスマホ等に取付て使われている事が多いですね。
デメリットとしましては保存容量が他のフラッシュメモリと比べると少ない事と
破損しやすい事が挙げられます。
SSD(Solid State Drive)
SSD(Solid State Drive)とはPC等に取り付けられる記憶装置の事を指しております。
もっぱらHDD(ハードディスクドライブ)が主として取り付けられていましたが
近年はSSDが主流となっております。
というのもSSDの最大の特徴として読み書きが非常に速いのです。
HDDと比べてPCの電源を付けてからの起動時間が大幅に速くなり、
スピードを求める現代ではこちらが求められるのです。
また小型な為、持ち運ぶ事も可能です。
しかし一方でHDDと比べると故障するリスクが高く、
SSD内のデータバックアップは必須となっております。
USBフラッシュメモリの使い方、ファイル操作の解説
複数の形式のフラッシュメモリがありますが、入手が簡単で安価なUSBフラッシュメモリの使用方法とファイルの使い方について解説していきます。
STEP1:PCへ接続
早速USBフラッシュメモリを差し込んでいきます。
軽いファイルを転送するならばUSBの差込口のどこに差し込んでもいいのですが、動画などのファイル容量が大きいものをやりとりする場合はUSB3.0のほうがいいでしょう。
ファイルの転送速度が早いです。
USB3.0の差込口には青い色が付いている、もしくは青文字で装飾していることがあります。
USB2.0は色がついていないことが多いです。
STEP2:USBのフォルダにアクセスする方法
下のタスクバーにフォルダマークがあると思います。エクスプローラーと表記されるはずです。

こちらをクリックしましょう。
PCもしくはパソコンというアイコンが表示されていると思います。
クリックするとデバイスとドライブと表示されている画面を表示させましょう。
このような画面です。

そうするとUSBドライブと記載されているアイコンが出てくるはずです。
(他の表記もあります。)ボリュームもE:だったり F:だったりすることもあります。
USBドライブをクリックするとUSBのフォルダにアクセスすることができるようになります。
STEP3:ファイルをコピーする
先程のUSBドライブのフォルダへコピーしたいファイルをクリックしながら移動してみましょう。
(右クリックで「コピー」→「貼付け」でもOKです)

フォルダにコピーすることができました。
テキストファイルだけでなく、ファイルをまるごとコピーすることもできます。
同じものをコピーする場合は上書きすることもできます。
STEP4:USBをパソコンから取り外す
そのまま抜いてしまってもいいですが、稀にUSB内のデータが破損してしまう事があります。
こうした不具合を解消する為にUSBを取り外す際は次の方法で実施して下さい。
右の矢印のところをクリックしてください。

アイコンがいくつかありますが、USBっぽいアイコンをクリックしてください

今回は私のフラッシュメモリの名前CCR-80を取り出しというところをクリックしていただくと、安全に取り外すことができます。

番外編:そのまま抜いてしまった場合
ファイルを安全に移し終わっている場合は問題ありません。
ファイルを転送している途中の場合に抜いてしまうとファイルが壊れてしまうこともあるようですが基本的には問題ありません。
でもどうせならせっかく移動したファイルが壊れないように、安全に抜けるようにしたほうがいいですよね。
まとめ
USBフラッシュメモリは安価で、軽く、持ち運びに便利です。
インターネットが接続されていない環境でも作業ができるのが強みです。
しかし今のトレンドはクラウドストレージです。
予備にフラッシュメモリ、メインのストレージはクラウドストレージといった感じで使い分けるのがいいかもしれません。

クラウドストレージに押されがちですが、自身のPCがインターネット環境にない場合、非常に有用なフラッシュメモリ。使い方を一緒に勉強していきましょう。
安価で、持ち運びが便利なUSBフラッシュメモリ。ファイル操作の基本も学べるのでマスターして損はありません。
本記事も最後までお読みいただきありがとうございました。
何かお困りごとやご相談、ご意見等ございましたらコメント願います。
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