こんにちはー福助です。
ショートカットの関連付けが全て○○になってしまい
ファイルを開く事ができない不具合発生時の解決方法
下記にまとめてありますので一緒に解決していきましょう。
ショートカットの関連付けが全て○○になってしまう不具合について
環境のご説明
今回説明する環境ですが下記の通りとなります。
項目 | OS | Microsoft Office | メモリ | Bit数 | ネットワーク | Notes |
---|---|---|---|---|---|---|
内容 | Windows10 Enterprise | Office2016Professional | 8GB | 64bit | 無線LAN(固定IP) | Notes9.0.1 Basic |
【現象】ショートカットのアイコンが全て同じになってしまう
不具合の現象としてはショートカットファイルが開かなくなってしまいます。
ExcelならExcelのアイコンが表示されていたはずが
他のアイコンか真っ白になっていて見た目にもおかしい事がすぐに分かります。
パソコンは通常通り起動し使用できますがショートカットを開く事のみができません。
【原因】ショートカットの関連付けに問題
今回の不具合は何らかの理由でショートカットの関連付け設定が
全て別のプログラムになってしまった事が原因で発生しています。
例えば本来「メモ帳」を開くには「メモ帳」のソフトウェアで開く事が一般的です。
これが何らかの原因でメモ帳を開くのに全く別のプログラムで
開く設定になってしまっておりファイルが開かない状態になっているという事です。
これらの関連付けを直してあげる事により、
不具合解消しますのでこの後ご紹介する方法で一緒に実施していきましょう。
ショートカットの関連付け不具合を解決する2つの方法
ショートカットの関連付けが○○になってしまい
ファイルが開かなくなってしまう不具合には次の2つの解決方法があります。
①プログラムから開くでファイルを開く
②レジストリから関連付けをリセットする
解決方法①:プログラムから開くでファイルを開く
1つ目の解決方法はプログラムから開くでファイルを開いていく事です。
しかしこれだと一つ一つ実施していく必要がありますので
最終的には解決方法②のレジストリから実施するのをお勧めします。
- 手順①プログラムから開くを選択
対象ファイルで右クリックをし
プログラムから開く ⇒ 別のプログラムを開くを選択します。 - 手順②プログラムを選択し開く
本来開いているプログラムを選択しOKを選択します。
これで開かなかったファイルが開く様になっていますのでご確認下さい。
解決方法②:レジストリから関連付けをリセットする
レジストリから関連付けをリセットする事により
デフォルトの設定に戻しファイルを開く事が可能です。
- 手順①レジストリを起動
Windowsキー + R を押して表示された画面に
regedit と入力しEnterを押します。 - 手順②UserChoiceを削除する
UserChoiceを削除しショートカットの関連付をリセットします。
格納場所コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExts.lnk\UserChoice
- 手順③再起動実施
最後に再起動を実施し作業完了です。
ショートカットの関連付けが直っている事を確認して下さい。
【補足】コマンドで実施する事も可能です
先ほどレジストリのUserChoiceを削除しましたがこの操作はコマンドで実施する事も可能です。
パソコン操作が苦手な方が間違えてレジストリを削除してしまう可能性がありますので
展開する時はbatファイルを作成しておくのが良いかと思います。
REG DELETE HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExts.lnk\UserChoice /f
まとめ
ショートカットの関連付けが全て○○になってしまい
ファイルを開く事ができない不具合発生時の解決方法
①プログラムから開くでファイルを開く
②レジストリから関連付けをリセットする
なんらかの予期せぬ設定をしてしまった時に今回の様な不具合が発生する事があります。
全ての不具合に対して事前準備をしておく事は困難でしょうが、
発生した案件に関しては不具合方法をまとめすぐに展開出来る様にしておく事が望ましいでしょう。
ユーザー側に負担をかけず実施できるとなお良いですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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